経験を活かしながら、新しい学びと刺激を得られる環境を
日本での新たな舞台としてプロパゲートを選んだ理由
現在、クラスメソッドから出向し、プロパゲートで営業担当として活躍する松下さん。人材業界一筋というキャリアを歩んできた彼女が、海外での挑戦を経て再び日本に戻り、新たな舞台としてプロパゲートを選んだ理由とは?多彩な経験と視点を持つ松下さんに、キャリアの軌跡と、現在の仕事のやりがいについて伺いました。
松下桃子さん
学生時代は学校のプログラムを使い、海外でのボランティア活動に従事。新卒で人材派遣会社に就職。会社の休職制度を使ってカンボジアに渡り、現地の人材を日系企業に紹介する人材紹介事業の立ち上げに奔走。帰国後、すでにクラスメソッドに入社していた元同僚からのリファラル採用を経て、クラスメソッドに入社。現在はプロパゲートに出向中。

カンボジアでの挑戦と、帰国の決断
──まずはこれまでのキャリアについて教えてください。海外でも人材の仕事をされていたとか?
学生時代、海外でのボランティア活動プログラムが充実した学校に通っていたこともあり、それをきっかけに、カンボジアに渡ったことがありました。卒業後は、人材派遣会社に入社し、以降これまで一貫して人材業界でキャリアを築いてきました。
1社目の派遣会社には、休職制度があり、4年目の時に制度を活用し、学生時代のご縁をきっかけに再度カンボジアに渡っています。カンボジアの現地の方を日系企業に正社員として紹介する、人材紹介事業の会社を立ち上げに3年間携わりました。
──立ち上げメンバーとしてのご経験、しかも海外での経験は貴重ですね。なぜ日本に戻ることを決められたのでしょうか?
カンボジアの会社では現地社員が多く、社長もあまり年齢が変わらない若い組織でした。毎日が刺激的で楽しかったのですが、徐々に自分が“教える立場”になっていく中で、「このまま今のスキルセットで指導する立場を続けるのが本当に良いのか?」「もっと学べることがあるのではないか?」という気持ちが生まれてきました。スキルの再構築の必要性を感じ、帰国後、新しいキャリアを求めて再スタートを切ることに決めました。
クラスメソッドとの出会いと、決め手となった「バランスのいい環境」
──帰国後、新しい舞台としてクラスメソッドを選ばれた理由は何ですか?
帰国後、すでにクラスメソッドに入社していた元同僚からクラスメソッドを紹介してもらったのが、会社を知ったきっかけです。元同僚自身も海外から帰国して、改めて日本でキャリアを構築した経験を持っているレアな方でした。そんな人が、居心地がいいと言っている会社で、私に合うと言って紹介してくれているので、話を聞いてみようと思ったのがきっかけです。
もともと、IT企業に就職することは考えていなかったので、少し戸惑いました。技術に関心のある方が集まる会社というイメージはありながらも、それ以外のイメージが沸かず、どことなく無機質な印象があったのが正直な印象です。そんな時に、紹介者から社員を大切にしている側面や、社員同士が課外活動を行った話などを聞き、少しずつイメージが変わっていきましたね。
現在、プロパゲートの営業は、私を含めて2人体制です。カンボジアでの経験もあり、立ち上げ期の若い組織で働くことにはワクワクしていましたし、カンボジアでやり残したことをここでできるのではないかという気持ちがありました。
──海外での経験など、これまでのキャリアがあったからこそ感じる、クラスメソッドの魅力はありますか?
事業の立ち上げに関われるベンチャー的な部分を持ちながらも、社員やその家族をとても大事にしている会社だというところです。実際に子育てをしている従業員への柔軟な対応や、フレックスタイム制度、長めの年末年始休暇なども整っていて、働く環境としての安心感があります。

その上で、クラスメソッドならではの技術に詳しい先輩社員がしっかりといる安心感と、自分の強みを発揮できる余地がある挑戦できる環境のバランスがちょうどよかったんです。IT業界は未経験でしたが、人材業界の経験者が少ない組織だったこともあり、自分が貢献できる場面も多くあると感じられたのは大きかったです。
現場で感じる、プロパゲートの仕事の面白さ
──長く人材業界に携わる中でも、現在のプロパゲートでの仕事に対して面白さを感じる瞬間はどんな時ですか?
やっぱり“人”が商材だからこその部分です。マッチングが成立した時に企業側・求職者側の両方から感謝されるというのは大きなやりがいですね。もちろん難しさもありますが、「自分が介在して良かった」と思える瞬間があるのは、この仕事の魅力です。
──プロパゲートでは、クラスメソッドでエンジニアとして活躍していた社員の人も、一緒に事業推進していますね。
クラスメソッドでエンジニアとして働いていたメンバーが、現在プロパゲートの「CMパートナーズ」の事業を推進するメンバーとして活躍しています。フリーランスエンジニアの方との面談やマッチングなども一緒に進めていて、技術的な視点が自然に得られるのはとても心強いです。フリーランスエンジニアの方の面談でも、「こんなにちゃんと話を聞いてくれたのは初めて」とフィードバックをいただくこともあり、それがこの事業の強みになっていると思います。
──他にも働く面でIT企業ならではの魅力はありますか?
AIの業務活用に積極的な会社である点でしょうか。
クラスメソッドでは、社内でChatGPT、Gemini、Claudeなど、複数のAIツールを使う場面によって選べる「AI-Starter」というツールが誰でも使えるように整備されています。これは、サービスとして自社で提供しているものです。
人材事業でも、求人票の作成や、メールマガジンの文面の作成などに活用しています。あらかじめプロンプトも用意されているので、初心者でも取り組みやすい仕組みです。入社後は、使い方の研修なども行ってくれるので、最初の一歩が踏み出しやすいのはありがたいですよ。
プロパゲートにおけるこれからの展望と、新しい仲間への期待
──現在、プロパゲートでは人材を募集中ですね!今の体制で感じている課題や、人員を強化できたら取り組んでいきたいことはありますか?
営業が2名体制ということもあり、まだまだ事業の進行状況はスローだと思っています。よりエンジンをかけて取り組みたいですし、伸び代がある事業です。新しい仲間が加わってくれたらもっと事業を伸ばせると思うので、待ち望んでいます!
──どんな方に仲間になってほしいですか?また、どんな方が向いている業務だと感じますか?
人材業界の経験がなくても、営業経験があって、事業や組織づくりに興味がある方は活躍できる環境だと思います。まだ小さい組織なので、一緒に形を作っていけるフェーズを楽しめる方であれば楽しめるのではないでしょうか?
クラスメソッドというと、エンジニアのイメージが強く、営業が何をしているのかイメージしづらい方も多いと思います。別事業部ですが、IT業界未経験で入社したメンバーの声の動画もありますので、ぜひご覧になってほしいです!
──ありがとうございました!
編集後記
グローバルな視点と挑戦の姿勢、そして人材業界への確かな目線を持つ松下さん。少数精鋭の環境だからこそ、自身の経験を活かしながら、柔軟な働き方で新たなチャレンジを続けています。「学びつつ、貢献できる」環境でキャリアを築いています。