プロパゲートから始まるクラウドエンジニアへの道〜“タレント”西尾様×支援担当坂巻インタビュー

プロパゲート株式会社が提供するフリーランスエンジニアと案件のマッチング事業「CMパートナーズ」で活躍するエンジニア(以下、タレント)のインタビュー記事です。
本記事では、約1年前にプロパゲートでAWSエンジニアのキャリアをスタートさせた“タレント”西尾さんと、技術支援担当であるエンジニア坂巻さんにお集まり頂き、プロパゲートでの案件紹介や支援について、具体的なお話を伺いました。 長年インフラエンジニアとして経歴を積んでこられた西尾さんは、プロパゲートでの仕事にどのような感想をお持ちなのでしょうか。「CMパートナーズ」に興味をお持ち頂いたエンジニアの方々に、参考にして頂ければ幸いです。

AWS経験の無いまま独立、案件獲得を模索したスタート期

── 独立されて1年になると伺っています。独立前のご経歴と、それまでのAWS経験について教えてください。
 
西尾:通信事業者に約13年在籍し、インフラエンジニアとして経験を積んできました。
環境としてはほぼオンプレで、提案から保守まで一通りの実務をこなし、最後はリーダーのような立場でプロジェクトを回していて、エンジニア採用業務もしていました。
組織に居る時から「もし個人で仕事をしていくならAWSは必須スキルだ」と思っていたので、少し学べることを期待して、AWS案件がある時には真っ先に手を挙げたりしたんです。
ただ、その時はクライアント側にAWS専門部隊がいて、ヒアリング資料もすごく整っていて、勉強する必要がほとんど無い状態で。結局、オンプレ経験に比べるとAWS経験が浅いまま、終わってしまいました。(笑)
 
── 独立するにあたって、どのような仕事の受け方を思い描いていましたか?
 
西尾:当初、思い描いていたイメージは、これまで培ってきたインフラエンジニアとしてのスキルで稼ぎながら、何か新しい事業を立ち上げる、という仕事のスタイルです。
フリーランスエンジニアへの案件紹介サイト等に履歴書を沢山出したり、知り合いの小さい会社の役員さんに「何か業務委託案件無いですか」って声掛けさせて頂いたり、いろいろ動いてました。
ただ、案件紹介サイトに経歴書を出しても、本当の意味で経歴を理解してもらえているのか不安に思うことは多かったですし、ヒアリングにしても事務的に「それで、どんな案件やりたいですか」って聞かれるだけなんですよね。AWS案件にも興味はありましたが、経験が全く無いので、どうアプローチしたらいいのか分かりませんでした。だいたいの案件は、当然ですけど、経験者を募集していますから。
仕事が継続的に得られるかどうか一番不安な時期に、プロパゲートさんに声を掛けて頂いたんです。経歴もしっかり理解して頂けている感じがして、まずそこが、すごく有り難いという印象がありました。
 

インフラエンジニアスキルと、プロジェクトにおける オーナーシップがマッチングの決め手

── AWS未経験者へのAWS案件紹介がなかなかチャンスが無い、というお話がありました。AWSエンジニアとして経験が豊富な坂巻さんも、同じように思われますか。
 
坂巻:「経験が無いから、案件に入れない」というのは、エンジニアであれば誰もが一度は出会う壁だと思います。自分自身も過去、そういうことはありました。だから“タレント”の皆さんの苦労はよく分かるんです。プロパゲートの「CMパートナーズ」は、その最初のきっかけをつくってくれる。ここがやはり、一番皆さんに喜んで頂けるところだと思います。
 
── AWSの経験に不安を感じておられる方々に案件をご紹介する「CMパートナーズ」では、AWS経験の無い西尾さんと案件をマッチングしています。サポートエンジニアの坂巻さんが、西尾さんに案件をマッチングした際の、判断の決め手は何だったんでしょうか。
 
坂巻:まず、基本的なインフラ知識についてしっかりご経験をお持ちだったので、AWS案件の実績は無くても大丈夫だろうと思いました。スキル面での基礎がしっかりある、というのは重要ですよね。
あとはやはり、人柄や熱意が大きかったです。
プロフェッショナルなスキルがありながら、そこに驕らずに新しい学習をしていこうという熱意があり、さらにリーダーシップ、オーナーシップもある。面談をする中でそういう印象を持ったので、是非、仕事をお願いしたいと思いました。
 

クラウドならではのプロジェクトの進め方も 含めた総合的な「技術支援」

坂巻:一緒に案件をスタートさせた後も、これまでの経験とインフラ知識がおありなので会話はめちゃくちゃスムーズでした。AWSにフォーカスして、サポートさせて頂くことが出来ました。西尾さんがコミュニケーションし易い雰囲気をお持ちということもあり、すごくフォローし易かったです。「AWSのここが分からなくて、すごく大変だった!」というようなエピソードは、全く無かったと思うんですが……西尾さん、何か、大変でしたか?(笑)
 
西尾:そうですね、最初はAWSを本当に何も知らなかったので、坂巻さんから情報を大量にSlackで頂いた時に「次のお客さんとの打ち合わせまでにコレを全部吸収するのは、結構大変だな……!」と思ってはいました(笑)。でも、分からないことを坂巻さんに質問をさせて頂くと、いつもすぐに、温かくご対応頂いて。本当に申し訳ないくらいでしたが……とても心強かったし、有り難かったですね。
プロパゲートさんの言う「技術支援」は、一般的に言われる「技術支援」とは大きく違うんですよね。普通は「この機能はこう動きますか?」と聞くと答えてくれるというような、シンプルな一問一答というイメージがあると思います。でもプロパゲートさんからは、案件進行をスムーズにするヒントみたいなものも含めてアドバイス頂けましたので、AWS案件が初めてにも関わらず、かなりスムーズに設計を進めることが出来た。
プロパゲートでの最初の仕事はEC2の構築案件をクラスメソッド社員と一緒に進めるところからスタートでしたが、その後はAWSインフラのセキュリティ関連の仕事を任せていただきました。
新しい案件でも、教えて頂いた“やり方”を工夫しながら進めることが出来ています。
 
坂巻:そう言われてみると、「AWS案件の進め方」というようなところを意識的にお伝えするようにしていたような気がします。オンプレとクラウドは「柔軟性」という点が全く違うので、時間を掛ける部分、掛けなくていい部分というのも当然、違ってくると思うんですね。
それぞれの案件で、限られた期間の中でしっかりと成果を出すには、そういう特性を考慮に入れてクライアントへお伝えしたり、ハンドリングすることが必要です。そこを上手くやって頂けたんじゃないかなと思っています。
 

経歴やスキル理解に基づいたマッチングで 希望の案件と“出会える”

── 西尾さんはプロパゲートで、今後どのようなお仕事を経験してみたいとお考えですか。
 
西尾:とにかく、まずは、継続してお仕事を続けていきたい。プロパゲートさんからも、お客様からも、「西尾に仕事を頼んでよかったな」と価値を感じて頂けるようになっていきたい、と思っています。
自分がある程度稼げるようになったら、人のサポートをすることにもチャレンジしていきたい。教育や、チームでプロジェクトを進める、というところに興味があります。
 
そういう思いをプロパゲートへも発信していたところタイミング良く、DevelopersIO BASECAMP※1のメンターの案件にアサインして頂いたり、他の“タレント”さんとペアになってそれぞれが得意な領域で支援させていただくというようなこともあったり。プロパゲートさんは、エンジニアの成長や希望に合わせたアサインを考えてくれるのが有り難いですね。
今は、プロパゲートと自分のやりたい方向性が上手い具合にマッチしているので、事業の責任者の方と一度お話ししてみたい位なんです(笑)。是非、今後も一緒にお仕事させて頂きたいなと思います。
 
※1 最新ITテクノロジーをシゴトとして使うための実務体験型トレーニングプログラム
 
── 最後に、独立を考えているエンジニアの方々に向けて1歩を踏み出すためのメッセージを頂けますか。
 
西尾:1歩踏み出すことそのものは、気持ち一つだと思うんですよ。ただ「スキルを身に付けてからじゃないと案件に入れない」と思っているエンジニアの方、すごく多いと思うんです。
今の時代は必ずしもその順番が正解では無いところもあると思いますので、気をつけた方がいいかもしれない。私もプロパゲートの案件をきっかけに、スキルを伸ばしているわけですから。
会いたい人にどんどん会いに行けるのは、フリーランスの特権だと思うんですよね。プロパゲートさんとの出会いもそのうちの一つだと思うので、興味がある方はまず、出会ってみるところから始めてみて欲しいと思います。
 

最後に

CMパートナーズは、エンジニアの皆様へ事業会社の案件をご紹介する、マッチングサービスです。
フリーランスで働いている方、または検討している方、正社員として働いているが、副業を検討している方、いろいろな現場をかけもちで携わりたい方、プロパゲートにエンジニア登録してみませんか?
働き方や、サポート体制、具体的な案件などについて理解を深められるよう説明会も開催しております。ご登録前にCMパートナーズのお話を聞かれたい方は、ぜひご参加ください。