#12 お金から「真の自由」へ キャリア20年の隠れ家的フリーランス 太田哲也さん
19年間フリーランスを続ける太田哲也さんに、挫折と復活を繰り返した軌跡、現在の11案件同時進行スタイル、AI駆動開発への完全移行、そして美容整形まで語っていただきました。
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ゲストプロフィール
名前: 太田哲也さん(フリーランスエンジニア)
経験: フリーランス歴19年(途中会社員復帰あり)
現在の稼働: 11案件同時進行(開発 50%、話す仕事30%、PMO20%)
技術スタック: フルスタック(React、Go、Ruby、Terraform等)※現在はAI駆動開発
副業: 愛犬YouTubeチャンネル運営(登録者34,000人)
特徴: 表に出ない隠れ家的存在、美容整形でアンチエイジング
ダイジェスト
19年前、お金目当てでフリーランスデビュー
新卒で大手企業グループ会社に入社するも、親会社の名刺しか出せない状況に違和感を覚え1年で退職。「知り合いの知り合いの知り合いがすごい金を稼いでるらしい」という噂を聞き、23歳でフリーランスに転身。当時はエージェントも少なく、求人サービスを見て直接企業に電話営業していた。
挫折とサラリーマン復帰、そして起業経験
「フリーランスって意外と自由じゃない」と感じ、一度サラリーマンに復帰。医療関係会社で1年半勤務後、スピンオフした会社で取締役COOを3年間務める。27歳の時、カート・コバーンの死を意識して「生きてしまったんで、ちゃんとやろう」と決意し、結果的に企業の取締役に。
パチンコを打ってた日々から奇跡の復活
外国法人設立の仕事で給与未払いに遭い、毎日「金くれ」の英語メールを送りながらパチンコをする日々。そんな時、元上司からの電話で「暇だったら仕事手伝ってよ」と声をかけられ、現在に至るフリーランス生活が始まる。
11案件同時進行の現在
現在は11案件を同時進行。内訳は開発50%、話す仕事30%、PMO20%。「請求書を出す時に『こんなにやってたんだ』って気づく」。
AI駆動開発への完全移行
2023年からAI駆動開発に完全移行。「私の仕事はAIに指示を出すことと、UAT(受け入れテスト)です」。ClaudeとGeminiを競わせる手法では「Claudeがものすごいパワハラをする」という。
年60回以上の飲み会による人脈構築戦略
「過去の人にならないため」に年60回以上の飲み会を開催。過去に関わった人たちとの関係維持。新規案件の9割は過去の人脈からの紹介で獲得している。もちろん飲み会自体が好きでもある。
表に出ないポリシーと美容整形
SNS発信やセミナー登壇を意図的に避け「隠れ家的バーのような存在」を目指す。「○○会社の太田さんではなく、ただの太田さんでいたい」。若い世代との壁を作らないため美容整形にも積極的で「リファクタリングと一緒」と表現。
愛犬YouTube運営で登録者34,000人
技術とは無関係に愛犬のYouTubeチャンネルを運営し、登録者34,000人を達成。「犬の記録を残したいだけだった」が意外にバズり、街で声をかけられることも。目標は銀の盾(10万人)だが「犬の寿命を考えるとシビア」。