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インフラポートフォリオでIT技術にとどまらない自己アピールをしよう
ITのプログラマーやデベロッパー、デザイナーは採用応募時や顧客商談時に自己アピールとして職務経歴書の代わりに制作実績としてポートフォリオを提示することがあります。
本記事では、ITインフラに携わるインフラエンジニアによるポートフォリオの活用をご紹介します。
ITインフラエンジニアのポートフォリオとは
プログラマーやデザイナーであればスクールの課題や案件で制作したプログラムのコードやWebサイト、画像などの制作物をポートフォリオとするのが一般的です。ITインフラの場合は構築したインフラ環境自体を提示するのは難しいので、作業に付随するドキュメントや納品物、取り組みについてのレポートや記録が候補になるでしょう。例えば以下があります。
- 構築した環境の概要説明
- 設計ドキュメント、パラメータシート
- 提案やプロジェクト説明のプレゼンテーションスライド
- (課題であれば)
- 習得目標、自己評価
- メンターや評価者のレビュー、フィードバックコメント、レポート
- 作業日報、日誌
ポートフォリオとしてまとめる
実案件の場合、顧客名やプロジェクト、サービス、製品名など案件固有名詞や言い回しは機密情報の漏洩に繋がるため取り除き、クラウドサービス名や技術名称、プロジェクトのプロセス名など一般的な要素で説明できるよう整えます。
制作実績として利用するために技術的な裏付けはもとより、自身の得意不得意や業務経験、特性や人となりなどが伝わる内容が含まれていると良いでしょう。職務経歴書などと一緒にポートフォリオを送る場合は面談でポートフォリオを説明する場面が想定されるため、説明するシナリオやスクリプトを用意するのも有効です。
職務経歴書が実績やスキルベースで取り上げられるのに対してポートフォリオには多面的な情報が記載されるので、面談や商談での会話のバリエーションが増え、理解が進むことが期待できます。
まとめ
ITインフラエンジニアがポートフォリオを活用することで、自身の業務のスタイルや特性をより解像度高く面談相手や顧客に伝えることができマッチング精度をアップさせることができます。ぜひ活用してみてください。
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