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IT系イベントとコミュニティへの道
イベント「フリーランストーク」を運営しています
そんなイベントやコミュニティへの参加を通じての体験や発見について、個人的な体験を中心に書いてみます。
イベントとコミュニティ?
イベントとコミュニティ、それに勉強会やセミナー.. と似たような催しに同じような呼び名があります。どれも特定のテーマを元に人が集まることを指しています。今回使うイベントとコミュニティは私の以下のイメージとしました。
- イベント - 特定のテーマと日時に行う催し
- コミュニティ - 特定のテーマで継続した参加者同士の繋がりを重視
※ これらは別の概念なのでコミュニティイベントというのもあります。
参加する
一番最初に参加したのは社内で行われていた「アジャイルサムライ読書会」でした。社内コミュニティと呼んで良いんじゃないかと思います。週一で集まって、章ごとに読んで思ったことや考えを参加者同士で会話した記憶があります。プロジェクトも一緒にやっているメンバーもいたので、軽い気持ちで参加しました。
読書会の内容自体が本当に役に立つのはだいぶ後になってからでしたが、いつものプロジェクトメンバーや当時あまり関わりの無い人が、本の内容や今のプロジェクトに関してどういう考えを持っているのかを知れたのが収穫でした。
(余談ですが、初期のクラスメソッドのメンバーはFxUGというコミュニティ繋がりの人が多かったようです。そんな背景もあってか、現在もクラスメソッドは社内外で技術以外にも趣味や部活などのコミュニティ的な活動が盛んに行われています。)
その後、今でもたまに社内の読書会に参加したり、卓球部や皇居ラン、アイドルの応援、各種飲み会など様々なコミュニティやイベントに参加しています。イベントの時に楽しいのはもちろんですが、名前すら知らなかった人とも人としての関係性ができてきます。知ってる人の意外な一面が発見できて付き合いやすくなったり、関係性ができた人とはその後に仕事で一緒になった時に進めやすかったりと長期的に見ても良い影響があったんじゃないかと思います。
社外は技術系のイベントに参加することが最初でした。イベント開催地に行く道中はドキドキしながら他者との交流もせず寂しく帰ったのを覚えてます。この時の内容はほとんど覚えていませんし、同じイベントに継続して参加することはありませんでした。
社内との違いでいうと、正社員やフリーランス、会社の規模や事業内容など、社内よりももっと様々な背景を持っている人達との情報交換ができること、関係性を作れることです。自分が体験できることは限られますが、他の人の背景と体験から仮想的に学ぶことができたり、自分もやってみようとか刺激をもらったりしますし、逆に自分からも伝えることができました。それよりも共通のテーマを持った他人同士が同じセッションを聞いたり、会話することで会社という枠組みの外で新たな関係性を作れること自体が、魅力的だと思いました。またこの繋がりから直接仕事につながった事もありますし、同僚になった人も多くいます。
数は多く無いですが登壇することもありました。正直散々すぎて胸の奥にそっと閉まってる事もあります。しかし少なくとも次はこうしようというのが残りますし、結果的にやって良かったなって思っています。
運営する
社内の活動としては毎回バタバタと命からがらリリースしていたのを辞めたくて数名で「安心リリース倶楽部」というコミュニティを作って活動しました。あとはスクラムマスターの集いとか卓球部は中心的な役割をしていた時もあります。また社外では「アジャイルディスカッション」というコミュニティの運営に関わったことがありました。今は「フリーランストーク」というイベントの運営を行っています。
イベントを考える時は、どんな人に来てもらい、どうなって帰って欲しいのか、そのためにいつどうやって開催するのが適切なのか、どうやったらターゲットとなる人達にイベントがあることに気付いてもらえるのか、など特に参加者の目線で物事を考えるようになりました。参加者でいた時には、何かしら良かったらまた行くし、イマイチなら行かない。という楽な立場だったので、前者になるように仮説を立てたり、参加者に近い人に話を聞いたりしています。これはプロダクトマネジメントやマーケティングにも通じる活動だと思います。
コミュニティの運営を手伝っている時は特に初めての人が参加しやすいような場づくりを心掛けて、ぼっちにならないように会話するなど、一人でも仲間が増えるように活動してました。新しい人が来てくれた方が刺激も得られますし、世界を見ても新陳代謝があるのが自然ですよね。というか場づくりは参加者としても全然できることでしたね。
また、特にコミュニティは参加者と運営が近い関係であることが多いので、より参加者から運営になるハードルが低いとも感じました。
参加してみよう
ちょうど週末に新卒のメンバー2人がオフラインの勉強会に行くよ、という話を聞きました。自分は元々知らない人と会ったり人前に出るのが苦手で、イベントやコミュニティに興味を持って参加するまでに時間がかかりました。ただ、参加してみて思うのは、特にIT系では自分のように苦手そうな人もいますし、数をこなして場慣れしたようなかたも多くいるように見えます。
まずは参加しやすいオンラインや社内のイベントに参加してみる。そして運営を手伝う。社外のイベントにまずは同僚と行ってみる、そして運営する、主催する、などしてみると、世界が広がり、仕事に限らず、より楽しくなる環境を作っていけるので、まだのかたはぜひ試してみはいかがでしょうか。
フリーランストークの今後
フリーランストークというITフリーランスに役立つ情報を共有するイベントを運営しています。これを何のカテゴリーとして呼ぶのが適切なのか考え、今は特に初めての人が参加しやすくするのを期待して”イベント”と呼んでいます。
今後もどうやったらもっと役に立ち、参加者に刺さる楽しいコンテンツを提供できるのかを模索し、より良い形に変えながら提供していきます。乞うご期待!
フリーランス専門エージェント「プロパゲート」
プロパゲートは、エンジニアの皆様へ事業会社やクラスメソッドの案件をご紹介する、フリーランス専門エージェントです。