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IT業界未経験の私が実践した、知識のキャッチアップ方法

現在の職務の紹介

プロパゲートの松下です。 フリーランスエンジニアと案件のマッチング事業で営業をしております。経歴は新卒で人材派遣営業、その後カンボジアで人材紹介事業立ち上げを経験し、現在となります。
(詳しい経歴は下記のブログに纏めておりますのでご興味ある方は是非ご覧ください!)
 
私はビジネス側でのキャリアが長くエンジニアの経験は無かったため、入社当初はIT用語やITの仕組みを理解するのに戸惑っていました。しかし現在はフリーランスエンジニアの方との面談を担当したり、顧客の人材要望についてヒアリングをしたりしています。
そこで、プロパゲートに入社してから実践した、知識のキャッチアップ方法と、取り組む際のスタンスについてご紹介させていただきます。 IT業界に初めて飛び込む営業の方や、これからエンジニア採用に携わる方のお役に少しでも立てれば幸いです。

前提

営業として期待されるIT知識
  • 弊社に登録するフリーランスエンジニアさんと会話し、経験や強みが理解できる程度の知識
  • 顧客の課題感を伺い、人材の必要スキルを理解する程度の知識
  • 顧客案件とフリーランスエンジニアさんの、技術力・思考的マッチ度がわかる程度の知識
 
入社時の私のITレベル
  • HTML、CSSなどWEB制作系の用語は聞いたことがあった
  • ネットワークや、インフラ、クラウド、などは聞いたことはあるが意味が分かっていなかった(ネットワーク=電話というイメージ)もちろん、AWSという単語も知らない
  • クラウド=雲、のイメージがあり物理的なものは存在していないと思っていた
 

知識のキャッチアップ方法

では、ここからは知識のキャッチアップ方法をご紹介します。費やした時間が短く、効果の高かったものから順に記載しますが、あくまでも個人的な感想としてご覧ください☺
 
1、聞いた事が無い単語は検索する
面談や打ち合わせで一つ一つその場で確認する事は難しいです。私の場合はリモートでの打ち合わせが多い為、分からない単語はすぐに検索だけしタブを開き、打ち合わせの後タブをひとつづつ確認するようにしました。 PCの付箋やNotionなどにメモするでも良いと思いますが、なるべく手間を減らすために直接検索するようにしていました。聞いた音と表記が間違っていないかを即座に確認するためにも検索しておくのはおすすめです。
 
2、エンジニアさんに質問する
調べても理解に自信がない時には、エンジニアさんに「これってこういう理解であってますか?」もしくは「この部分の理解があまりできなかったのですが、教えていただけますか?」と質問するようにしています。同時に自分で喋ってみる事で、客観的に理解度を測る事も出来ます。また、可能な限り2人以上に聞くようにしています。エンジニアさんによって表現が違う事もあるので、自分の中の理解を深め定着させるためにも多様な表現でインプットする方が良いと思っているからです。
 
3、とにかくエンジニアさんとの接点を持つ
参考にならないかもしれませんが、弊社の親会社には約500名のエンジニアが在籍しているため、四半期報告会、Kick offなど全社横断で行われるイベントには積極的に参加しエンジニア職のメンバーと接点を持つようにしました。その後の飲み会がある場合も、自分と同じ畑の営業メンバーとの会ではなくあえてエンジニアメンバーが集まっている所にお邪魔するようにしました。 その際、無理に会話に入らずとも(というか入れない会話もある笑)会話を聞いてエンジニアメンバーが普段考えている事や、どんな事を重要視しているかをなんとなくキャッチアップしていきました。 なんとなくで大丈夫です。こういった場では、具体的な技術についてというより雰囲気をつかんでいく事を大事にし、趣味や雑談では一緒に楽しむ事を意識していました。
一言で言うと、仲良くなる、信頼関係を築くという事です。これが出来てくると上述の2番も円滑に進みます。かつ、営業目線での意見や、営業組織の情報を質問される事もあり、こちらから提供できるものもあるので、積極的にコミュニケーションを取るのはwin-winだとポジティブに考えるようにしています。
 
4、無意識的にも情報が入ってくるようにする
入社当時、私のXやFacebookのフォローは「カンボジア」に関わる事ばかりでしたので、技術、エンジニア採用、フリーランスといった業務に関連しそうな発信をされている方をフォローしていきました。そうすると、自然と目にする情報が変わってきます。
 
5、書籍から知識を得る
入社するまでに1ヵ月ほどありましたので、AWSに関してはいくつか書籍を読みました。個人的には①②の順が良いと思います。
①図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
「AWSの一番やさしい本です!」と謳われている本です。ネットワークとは?クラウドとは?といったAWSを知るにあたっての基礎知識も含まれていて、図解が多い点で取り組みやすい書籍だと思います。
②AWSの知識地図 〜現場必修の基礎から構築・セキュリティまで
AWSの各サービスでどういった事が実現できるかや、実際のコマンドなどの記載もありより深くAWSを知れる内容です。
 
また、参考に今クラウドプラクティショナー取得のために勉強用で使っている本も載せておきます。まだ読み始めたばかりです、IT技術の世界を身近なものに例えながら説明してくれるのが分かりやすくて個人的に理解しやすく好きです。
AWS認定 クラウドプラクティショナー 合格対策テキスト+問題集
 
6、動画で学ぶ
資格の勉強の際に、同僚から教えてもらったものです。AWSのみではなくIT業界の事についてなど様々な動画があがっているので情報収集させていただいています。
くろかわこうへい【渋谷で働いてたクラウドエンジニアTV】
■自己紹介 株式会社KWS代表取締役 AWS学習サービス「CloudTech」https://kws-cloud-tech.com/ を主宰 ■視聴者層 「SIer、SESの方」「社内ITの方」「IT業界に興味がある方」が多いかと思われます。 男性 94.6%、18~24歳: 27.3%、25~34歳: 46.3%、35~44歳: 18.7%(2023年8月) ■案件ご依頼方法 以下「ビジネス関係のお問い合わせ」よりお願いします。 チェックボックスにチェック後、「送信」を押すとメールアドレスが表示されます。 ・お問合せのメールには以下のテンプレートに沿ってください。  テンプレートに沿っていない場合、基本的に対応をいたしかねますため、了承の上お問合せください。 === 会社名: 所属部署: 役職: お名前: お問合せ内容: ご予算: 打ち合わせが必要ですか?:はい、いいえ 打ち合わせの場合、決裁権者の方は同席されますか?:はい、いいえ === 打ち合わせが必要な場合は「決裁権者様」または「決裁権者同等の権限でプロジェクトを担当されている方」の同席をお願いします。難しい場合、打ち合わせは対応できません。全てメールでのやり取りとなります。 また、報酬が「PR商品の物品提供のみ」の案件は受け付けておりませんので、そのようなご依頼には返信をしておりません。 ■SNS Twitter: https://twitter.com/AwsskillC よろしくお願いいたします。 タグ #AWS #クラウド #エンジニア #SIer #SES #IT業界 #Web系 #自社開発 #プログラミング講座 #駆け出しエンジニア #就職活動 #転職活動 #リモートワーク #テレワーク #在宅勤務 #副業
 

取り組む際のスタンス

では、ここからは知識のキャッチアップに取り組む際のスタンスとして注意しておくと良いと思う点をご紹介します。
 
1、知ったかぶり、ダメ、絶対。
フリーランスエンジニアさんや、顧客と商談をしていると知らない単語が出てきます。慣れるまでは会話の8割くらいは分からないレベルだと思いますが、1つ1つ、会話を遮って確認するのは憚られるため「知ったかぶり」をしがちです。ただ、「知ったかぶり」をしてしまうと周りからも「理解しているだろう」と思われ、教えてもらえる機会を失ってしまいます。 そしてその知ったかぶりは・・バレます。 その場をしのぐよりも、教えてもらえる人達との関係性作りを重視して、心を強く持ち、「××の部分がわかりませんでした!」と正直に伝えるのをおすすめします。
 
2、学び続ける
ある時「あ、なんとなく言っている事が分かるぞ」という時が必ず訪れます。しかし、ここで学びを止めてしまうのは危険です。ご存知の通り技術は日々進化していますし、実際に手を動かしているエンジニアさんとは知識にも、経験にも、差があります。ですので、個人的には「知識のキャッチアップ方法」で紹介した点をくりかえしに実践していこうと思っています。(宣言になってしまいました)

最後に

以上、IT業界未経験の私が実践した、知識のキャッチアップ方法でした! ビジネスパーソンのみなさん、一緒に頑張りましょう~!